昨日、年配の方のレッスンで生徒さんが
「私が出している音は自分が聞いているのと先生が聞いているのでは違って聞こえるものでしょうか」
というご質問を頂きました。
僕は
「バイオリンを演奏して自分に聞こえている音というのはいわばテレビの音をスピーカーに耳をつけて聞いているみたいもので
離れて聞いた方が程よく聞こえるといった感じだと思います」
とお答えしました。
バイオリンは耳元で音が出ているので感覚が麻痺しやすいと思います。
ですのでその生徒さんには
「家で録音されて聞いてみられると最も自分がどんな音で弾いているのかよくわかりますよ」
と付け加えると、とても納得しておられました。
実際僕もYou-Tubeに動画投稿をするようになって自分がこんな感じで弾いているんだということが客観的に捉えられるようになりました。
録音だけでなく録画だと自分の演奏フォームもチェックできるのでお薦めです。