うちの教室の入会される方は大半はホームページをご覧になられたり、このブログを読んでお問合せをいただいている方が殆どです。
そのため、いろんな方が入会されますが、大抵は常識のある人です。
しかし、中にはとんでもない人もこられたりすることもあります。
例えば
体験レッスンを受けられる人には10年以上前から体験料をいただいていますが、片手で渡されるならまだしも、机に放り投げていかれた方も昔いらっしゃいました。
発表会に出演していただいて、その出演順で口論になり、僕は
「今まで年功序列で行っているのでそれに不服なのでしたら出演していただかなくて結構です」
というと
生徒さんは怒り狂われたかのようにバイオリンを投げつけてぶっ壊されただけでなく、家の置物まで破損されたという滅茶苦茶な方もいらっしゃいました。
それらのかたは当然教室を辞めていただきましたが、あまりにマナーがなっていない人でそれとなく注意を促しても聞き入れてもらえない人はそれとなしに辞めてもらうように僕は仕向けているように思います。
なんか、この人とは合わないなぁって感じていると、相手にも伝わる場合もあって自ら教室を辞められる場合もある気がします。
多いときは生徒数は50人を超えていたことがありましたが、自分に余裕がなく生徒さんの入れ替わりも多く今から思うとあまりいいレッスンはできていなかったように思います。
今は約25名~27名と半分ぐらいになりましたが、皆さん素直でとてもいい生徒さんばかりです。
この生徒数でも最低限の生活はできています。
バイオリンのレッスンというのは、体力だけでなく聞き耳を立てて聞きづらい音も聞かなくてはいけないのでとても疲れる仕事です。
そのうえ、対人関係でいらない神経を使うとものすごいストレスが溜まってきます。
たくさんの生徒数を持っていたら儲かりますが、なかなか一人一人の音を集中して聞けなくなってしまいます。
ですから大勢を抱えているというと聞こえはいいかもしれませんが、真剣にお互いが向き合える度合いは少なくなり密度の薄いレッスンになりがちになります。
そういう意味から一人でレッスンできる生徒数は30名ぐらいが理想的なんじゃないかなぁと感じます。
これからも無理なく生徒さんも自分も納得できるような丁寧なレッスンを心がけていきたいと思います。