今日は小さいお子さんによくみられるバイオリンのネックを手のひらに乗せたり、ボディに手首をつけて演奏したりする癖をどうやったら治せるかを解説しました。
小さいお子さんは指の力が弱いため、握力を使って弦を押さえようとしてしまうことがあります。
これは指先で弦を捉えていないため、音質はあまりよくなく正確な音程もつかみにくいです。
また手のひらや手首で楽器を支えていると指の動きも緩慢になりやすいです。
初めてバイオリンを手にしてとりあえず一曲弾ければやはり本人も嬉しいし、親御さんも拍手したりして大喜びして子供さんを褒めますよね。
子どもさんはそれは正しい弾き方だと錯覚してしまって違う構え方で演奏する事を拒むことが多いです。
でもその「とりあえず弾ける」から脱出しないとなかなかそれ以上上達しないので早く悪い癖を取り除いて正しい演奏の仕方に導く必要があります。
弓の持ち方もそうですが、この左手で正しく楽器が支えられるかというのも同じくらい重要だと思います。
この動画がご参考になれば幸いです。