バイオリンのオンラインレッスンについて思うこと

うちの教室では2012年9月ごろに生徒さんにご協力いただいてバイオリンのスカイプレッスンのデモ動画を作り、同じ年の12月より正式にお月謝を頂いてスカイプレッスンを開始しました。
お陰様で今まで世界各地10名以上スカイプでレッスンをさせていただいてきました。
今もおおよそ6年ぐらい前からオーストラリアからの生徒さんのスカイプレッスンを行っています。
いわば僕はバイオリンのオンラインレッスンの先駆けと言ってもいいと思います。

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家にいながらにして双方レッスンができるというメリットはあります。
しかし、どうしてもスカイプレッスンでは実際のレッスンと違って平面上でしかも死角ができてしまい、実際のレッスンのようには相手にうまく伝えることはできません。
また音量もわかりませんし、音のずれが生じて一緒に合奏などは非常に難しいです。

このようなデメリットを感じ、僕は2~3年前からスカイプレッスンの新規の生徒募集はしておりませんでした。

ところがここのところ、コロナウィルスの影響で外出制限され今までスカイプレッスンには否定的だった教室までオンラインレッスンに踏み出してきました。
またオーケストラ団員など演奏家は仕事がなくなり今まで考えてもいなかったオンラインレッスンを始められる方が増えています。

8年前僕が手探りで始めたオンラインレッスンがまさかここまで普及してくるとは思わなかっただけに現状にただただ驚いています。