よく生徒さんがあまり宿題ができなくてレッスンにこられた言い訳で
「今週は、○○が忙しくて殆ど練習ができませんでした」
「夏休みはどこどこに行っていたので練習できませんでした」
とレッスンの前後に言われることが多いです。
僕はその時は「それは仕方がありませんね」
とそれとなしに当り障りがないように返事をしています。
それで演奏してもらうと相変わらずつまりつまりで、全く練習していないことが一目瞭然・・・。
「あなた本当にバイオリンが好きなの?」
って言いたい気持ちでいっぱいになりますね。
好きなことなら、時間が無くてもできるでしょ?ってことですよ。
時間はみんな平等に1日24時間あります。
そのうちの10分だけでも集中して練習すれば成果は出てきます。
また、それぐらいはやらないと僕ならなんかうずうずしてきますね。
誰でも生活の中の優先順位ってあると思います。
1番は家族、2番は仕事(勉強) など・・・・
その中に「バイオリンの練習」っていうのは自分のイメージではどのあたりですか?
デートをしたり、友達と遊びに行ったりのほうが↑なんじゃないですか?
あ、いやいや、なにもデートや友達と遊ぶのが行くのが悪いって言っているわけじゃないんです。
むしろいいことなんだけど、バイオリンが本当に上手くなりたいんだったらもっと優先順位を上げてほしいなぁって思うのです。
最近僕は筋トレにはまってきていますが、やはり好きなことはどんな状況にあってもやりたいものです。
レッスンの合間の待ち時間なども、レッスン室で腹筋や腕立て伏せ或いは、ベンチプレスやスクワットのフォームのチェックなど。
これは、そのままバイオリンにも当てはまると思うのです。
旅行でバイオリンがない場所なら、エアバイオリンでもいいじゃないですか!
オフィスに鉛筆があれば、休憩時間にボウイングの練習ができますよね!
それぐらいの意欲があればその方は必ずいい成果が上げられるに違いありません。